ありがちな恋慕

現実はいつだって退屈/ようこそParadiceへ

「いじり」はどこまでか?ー「それスノ」雑感と深澤辰哉さんの魅力とか

深澤だからイジっていい、がどこまでならいいのか。
そこには「ファンとしての感情」と「ビジネス的な視点」、「今の世相」まで勘案すると非常に難しい内容だなと思う。


【注意事項】
①本エントリには「それSnow Manにやらせてください」の#7および#8の多少のネタバレを含みます。ネタバレを避けたい方は、どうぞ読み進めずおやめください。
Snow Manを知らない方にも読んでいただけるよう、噛み砕いて記述しています。もっともっと魅力はありますが、それはどうぞSnow Manを深く知っていく中で楽しみながら感じてください。




Snow Man冠番組「それSnow Manにやらせてください」が概ね好評なのはファンとして本当に喜ばしい限りで、Paraviのランキングでも上位に位置していたり、放送開始とともにサーバーが落ちたり(鯖落ちはスノ担の御家芸か)、反響が大きいのって出演者側や製作陣じゃないのに嬉しい。
ただ今回はこの番組内で展開されたコーナーの内容に深く思考の沼に落ちてしまったので、自分の考えを整理して書き出そうと思う。

ついでに、深澤辰哉さんの魅力やSnow Manの話も。



今日の目次

番組の概要

今回の記事で取り上げる番組「それSnow Manにやらせてください」(通称「それスノ」)は、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Snow Man」による冠番組

初回は地上波で、その後TBS系ネット配信サイトParaviに場所を移し、毎週金曜日に配信されている。番組の尺は回によってまちまちだが、最近は30〜40分前後の、通常の地上波1時間番組が1本分弱ぐらいの尺。



先週から「それSnow Manだとおいくらですか」と題して、Snow Manの〇〇、という肩書を持ったまま他業種で働いたら一体いくらで雇ってもらえるのか」というコーナーを展開している。

「おいくらですか」コーナー1回目の配信では、
・グループ内のビジュアルエースでありモデルとしても活躍するメンバー、目黒蓮さんがホストクラブで働いたら?
上智大学院卒、気象予報士の資格を持ちクイズ番組で300万円を獲得するなど躍進的な活躍を見せるグループの頭脳、阿部亮平さんが家庭教師として働いたら時給いくらになる?

の2本立て。
結果は配信を是非見て欲しいので詳しくは言わないが、コンサート映像やYouTubeで過去に配信した企画を用いて、「うちの〇〇であればこんなメリットがありますよ」とメンバーの良いところをスタッフさんがオタクのマーケティングばりに売り込んでくれていた。

すごいなあ、愛されてるなあ!というのが素直な印象で、特にYouTubeの動画は今までに100本以上上がっているので、そこから引用するにしてもかなり膨大な時間を要するはず。
それを一通り把握してくれて、的確に「あーそう!それそれ!」と思うような映像をチョイスしてくるところに深い愛を感じています。



第二回放送回のこと

今回私が思考の沼に落ちているのは、6月12日に配信された「それSnow Manだとおいくらですか?」企画の第二弾となる、通算放送回でいうと「#8」の回である。6月14日時点の最新配信回。


今回は、
・関西人でボケツッコミのキレも頭の回転もいい、タイと日本のハーフである向井康二さんが通訳になったら日給はいくらになる?
・メンバー随一のいじられキャラ、深澤辰哉さんがモノマネ芸人になったら1ステージのギャラはいくら?

の2本立て。
そこで「いじられキャラ」の深澤さんは番組にもいじられ倒されながら先方に売り込まれるわけなのだけれど。


冷静な私の意見

「深澤辰哉とは誰なのか」もお茶の間に浸透していない、このデビューしてすぐの段階。
まずは顔と名前とおおまかなキャラクターを覚えてもらい、取っ掛かりを作ることが第一の課題であると思う。

そうなった時、他のメンバーには比較的誰にも「ざっくりとした武器」がある中、深澤辰哉さんが選択した武器は「3枚目のいじられ役になる」「MCや進行役に回る」「俯瞰して見る」ことだった。
そのために、グループとして動くときは彼の存在が大きく作用するが、深澤辰哉さんを単体でアピールするとなると、どうしてもここがクローズアップされてしまう。

そしてこの「いじられ役」というのは、クローズアップの塩梅が非常に難しいものだと痛感している。

番組内でも「明らかに他のメンバーと売り込み方が違った」と本人が言っているように、如実に他のメンバーと売り込み方が違う。
これは番組側からすれば「いじられキャラ」を前面に出すための「愛」なのかなと思う。
結果的に他のメンバーがすかさず「いじってた」「別アプローチだったね」「愛されキャラ」とフォローを入れており、それによってメンバーの温かさのようなものが伝わる展開になっているので全体としてはプラスで良いのだろう。いや、良いのだろうか…。

まあそのあと披露したモノマネがSnow Man(とそのファン)にしか伝わらんやつだったところからもお察しで、彼の弱点はポテンシャルは高いのに内輪になってしまうところかなあ、と思ったりもする。


また論点は変わるが、今の時代において「誰かを貶す笑い」や「誰かを極端に落として得る笑い」「容姿をいじった笑い」は少々受けの悪い世相にあるのかな?と感じる。いわゆるお笑い第7世代の笑いは、どこかを落とすスタイルではない。
今後のその傾向が強くなるのであれば、Snow Manの中ではお顔がちょっと…」と言ってしまう今回のそれスノの感じはウケるのか?と少しばかり引っかかる。

今回くらいの笑える程度にソフトにイジってるくらいなら良いのだろうが、仮に今後笑えないレベルになってしまうと一般視聴者層にもウケなくなってしまうのでは、そうなると誰も得しないよなあ、と思う。

ファンとしての私の意見。

まず異論が幾つかある。
番組内で「レパートリーが甲殻類の顔モノマネしかない」と売り込まれ、先方に非常に難色を示されていたが、やれ「新幹線のトイレの(流すときのあの音)モノマネ」だの、「ジャニーズモノマネ」と題して先輩たちのダンスの特徴を捉えたモノマネだの、レパートリー自体はかなり豊富。
対外的に披露して確実にウケるほど面白いかと言われたらまあ、うん。


その「甲殻類モノマネ」も経緯があって出来た物なのでちょっと違う。
YouTubeの「深澤辰哉の食べたいものを当てろ」という、ホスト役になったメンバーの食べたいものを当てたメンバーだけが食事できるというSnow Manチャンネル定番企画で、ヒントを出すために咄嗟に繰り出したものなので深澤さんのレパートリーではない。
そこを文脈的に深澤さんが出した「それしかないレパートリー」として売り込まれて批判されるのは違う気がする。
というか、前回の目黒蓮さんや阿部亮平さんの売り込みの時はもっといい面を前面に出してたのに、いじられキャラだとここもダメか…と少々切ない気分になっても許して欲しいかなと思う。


私は深澤さんのことが好きで愛おしく思っているので、愛おしいものを貶されていい気分がしないのは、全体の利益のために胸の内に留めはするけど、嫌だという気持ち自体は否定されたくない感情ではある。

全体の利益のために深澤さんなら容姿をいじって貶していいのかな。
これは私が過去にずっと容姿を「いじる」の名目で言われ続けて深く傷ついた傷が未だずっと癒えないという個人的な地雷も絡んでるのだけれど、これは別の話なので置いておく。

あとこんなもんは好みだけど、私にとって深澤辰哉さんはめちゃくちゃイケメンで、ジャニーズの中で一般的に「イケメン」と言われてるあの人やこの人よりよっぽどカッコイイと思ってるんだけどな。好みの問題ですよ、まじで。




深澤辰哉さんという人

ここからはファンとして深澤辰哉さんを見てきた者として、少しばかり話をさせて欲しい。

深澤辰哉さんは通称「リアコ」。

リアコ=リアルに恋愛対象として恋をしてしまいそう、或いは恋に落ちてしまうような人。
もう少し噛み砕いていうと、「手が届きそうで届かない人」。

アイドルというと天上人のような、「絶対に手が届きそうにないもの」というイメージがあるけれど、Snow Manはどちらかというと「手が届きそうで届かない親しみやすさ」があるグループかなと感じる。
その中でも群を抜いているのが深澤さんという人。


グループの母のような存在であり、一番後方でメンバーを見て楽しそうに笑いながらも実はグループの方向性の手綱を握っている、いわば「影のボス」

ひとたびステージに立てば、宙を舞うアクロバットは華麗、苦手ジャンルのないダンスは体幹がしっかりしていて美しい。
少年のような聞き取りやすい歌声に、どこのグループに行ってもそつなく歌えるであろう、申し分ない歌唱力。
圧倒的に優しい立ち居振る舞いと人当たりの良い笑顔、親しみやすいキャラクターが特徴のメンバー。


その深澤さんはも元々はカッコイイ路線を目指していたけれど、現副社長である滝沢秀明さんの「おまえは、その路線じゃない」「目指す路線、おまえはたぶん違うぞ」という助言から3枚目キャラに転向したのはファンの中では有名な話。

「最初は最悪。ブサイクとか顔デカイとかイジられて笑ってたけど、内心泣いてましたね。しかも、メンバーもイジることに慣れてないから、お客さんが笑えない空気になるんすよ。俺、ただただ公開で悪口を浴びせ続けられてるだけみたいな感じでしたからね(笑)」


「滝沢くんに”カッコつけるって、やろうと思ったら誰でもできる。でも、笑いを取れる人って、なろうと思ってなれるわけじゃない。おまえは武器を一つ多く持ってるってことじゃん”って言われて。単純なんで”なるほど!”って。滝沢くん、ホント弟みたいに接してくれて。」

(引用元:Myojo10000字インタビュー)


そうして強みを作って出来上がったのが現在のSnow Manのママ、いじられMCのふっかさん」だ。




掴みが無ければ注目されない

芸能人が数多存在する中で、というかジャニーズだけで超絶飽和状態の現在において、名前と顔を覚えてもらうのってすごく至難の技だと思う。


どこか、誰かのファンになる時って、「取っ掛かり」がないと知ることもできない。
より多くのファンを獲得するためには、TVの露出を増やして注目されなければいけない。
9人いるSnow Manの中でも深澤さんの名前を浸透させるために、「深澤さんはこういう人!」という引っ掛かりが必要なのだ。


例えば「イッテQ!」でお馴染みの手越祐也さんはかなりキワモノだが、その分、名前を広く知られて愛されている。
中島健人さんはその強烈な王子キャラと頭に嫌でも残る「セクシーサンキュー」で広く浸透している。


これからそのように大きなチャンスが巡ってきた時に印象に残るように、そういう武器を持たなければ覚えてもらえない。
下手に手加減をして埋もれてしまっては、それこそ深澤さんのポテンシャルを発揮する場を「愛」だとか「可哀想」という名前の何かで奪い取ってしまいかねない。それこそ1番の「可哀想」じゃないか、と思ったりする。
それは深澤さん自身が一番思っているだろう、「それスノ」番組内のリアクションを見てそう思った。


Snow Manは割とキャラ強者の集団。

筋肉大好きマッチョの岩本照さん。
シュッとした塩顔で美容大好き渡辺翔太さん。
ぶっちぎりの最年少にして圧倒的オーラのラウールさん。
一貫した貴族キャラ(中島健人さんに近いモンがある)宮舘涼太さん。
明るい関西人で喋りの上手い向井康二さん。
すらりとしたモデル体型で圧倒的イケメンの目黒蓮さん。
大学院卒で秀才、クイズ番組に引っ張りだこの阿部亮平さん。
宮田俊哉くんに次ぐガッチガチのアニメオタク、佐久間大介さん。

さてここに並んだ時、
愛されいじられキャラでMCの深澤辰哉さん
は現時点では弱いのだ。

本質としての深澤さんの魅力は、こういった「一発でわかるもの」というより「下手に近付くと二度と出られなくなる深い沼」なのだけれど、まずはこの沼の淵に人を呼ばなければならない。
そこだよ、そこの塩梅が問題なんだ。


全員申し分ない歌唱力とはいえ、ぶっちぎりで歌がうまいのは渡辺翔太さん。
引くぐらい全員ダンスうまいけど、その中でも正気か?と思うぐらい上手いのはラウールさん、岩本照さん、佐久間大介さん。
クロバットも実はめっちゃ綺麗なんだけど、目を疑うほど高くまで飛ばされてるのは佐久間さん。


うちの裏ボスは、「全てにおいて平均点以上の優等生」で「器用貧乏」。
世間に知らしめていくために、どこまでの痛みを「代償」として払えるか。
これは深澤辰哉さんにしか分からない痛みだ。
深澤さんが願った物が叶う道中の必要な痛みなら、そこでファンが過剰に守ろうとしたり他者を攻撃するのは違う。
それでは深澤さんを守っているようで深澤さんの進む道の邪魔をしてしまっている。本末転倒だ。


もし深澤さん自身が本当に辛いと感じたのであれば、メンバーに救いを求めたり方向転換を模索するだろう。
それができないほど深澤さんが浅い人だと私は思わないし、そんな深澤さんの変化や気持ちに気付けないほどSnow Manが上辺の付き合いだとは思っていない。





Snow Manというグループの話


Snow Manは元々6人組で、3人が後から加入して現在の9人体制になった。

ジャニーズに1期生2期生という概念はないのだが、便宜上このような説明をさせていただこう。
f:id:nabemin:20200614032531p:plain
f:id:nabemin:20200614032549p:plain

1期生時代のセンターは岩本照さん、或いは偶数だったので岩本照さんと深澤辰哉さんのコンビで担っていた。
しかし2期生加入後の現在、センターは最年少で2期生のラウールさんが担っている。

デビュー曲「D.D.」のサビのフォーメーションは以下の様な形。
f:id:nabemin:20200614045638p:plain


つまり岩本さん(と深澤さん)は、もっと言うと1期生は全員センターを明け渡した格好になる。


もっとも、ジャニーズは選抜もなければ人気投票もない。
人気のあるメンバーが1列目、次点が2列目、人気がないから3列目、と言う安直な決められ方でもないし、楽曲によって、果ては楽曲内でもフォーメーションはめちゃくちゃ変わる。

特にSnow Manは多くの楽曲において岩本照さんが振り付けをやるので、フォーメーションは自身もメンバーでありリーダーとして仲間をよく見ている岩本さんの裁量だったりする。


そこで岩本さんが引いて「裏センター」のような立ち位置になり、より魅力が爆発した楽曲が「Crazy F-R-E-S-H Beat」だ。

Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」Dance Video (YouTube Ver.)

この曲もセンターは概ねラウールさんだが、何より締まって見えるのは間奏明けセンターになる岩本さんの存在感。

1サビ
f:id:nabemin:20200614051852p:plain

間奏明け
f:id:nabemin:20200614051924p:plain

こういう「いつ加入したかに拘らない」「楽曲に合わせて良いフォーメーションを取る」ような流動的な感じ。
実力や加入していた年月、年齢に縛られない自由な発想でメンバーを配置できるからこそ、単調でK-POPバウンスミュージックなこの曲の「映像」がキリッと締まる。

映像を見ていただければ分かるように、間奏明け岩本さんがセンターになってすぐのタイミングで3列目の渡辺さんが歌唱のために一瞬振り付けを止める。
歌唱が終わるとフリの途中から一緒に踊り出す渡辺さんが3列目にいるので、後方に思わず目が行ってしまう面白い仕掛けだと思う。
岩本さんの名采配。



センターも「固定」ではなく「流動」な上、決め方は「誰がその曲の仕事を持ってきたか」が主流の平和的決定なので、今後誰かがドラマ主題歌やCMを持ってきたらセンターはその人になるだろう。
今後もラウールさんがずっとセンターに立ち続けるかといえば違うだろうし、現に「滝沢歌舞伎ZERO」のリード楽曲「ひらりと桜」は岩本さんがセンターだ。


Snow Manというグループの良いなと思うところは、全員が全員を認め合って貪欲に高みを目指している所。
他のメンバーが自分より目立っても、それを僻むのではなく注目されたメンバーの功績を褒め称える。
基本的には個人の利益もグループにできるだけ還元、グループ全体で大きく有名になることを最優先に動いている。
「俺が俺が」というメンバーがいない割には全員で横一列になって攻めてくる。

6が3を尊敬し、3が6を尊敬したから出来た形であって、1人でも違ったらこうはならなかったんだろうな、と思うから不思議なもので。
なんにせよ、見て欲しい。15年以上ジャニオタやってるけど、心から良いなあと思えるグループです。



ファンとして願っている今後

公式に動画が残っていないので大っぴらにリンクを貼れないのが悔やまれるが、KISSIN' MY LIPSという楽曲を例に挙げる。
この曲のセンターはラウールさんだが、途中のラップシーンで完全に佐久間大介さんがセンターを食った。
そのことに対してメンバーは「佐久間凄かったね!」と佐久間さんを認めて褒めた

MUSIC STATIONでデビュー曲D.D.を披露した時は、宮舘涼太さんのシャツのボタンが弾け飛んで胸元大開帳というミラクル事故が起こり、3列目の宮舘さんがセンターを意図せず食いかけた。それもメンバーが楽しそうに「あれヤバかったよね!」と進んで話題にした。



その土壌だからこそ言えることだ、誰かが犠牲になって欲しいという意図はないことは理解した上で読んで欲しい。


深澤辰哉さんが、3列目からセンターを食う瞬間が見たい。

これって意図してできることじゃない。深澤さん本人も、グループやメンバーのことを一番に思いすぎるが故に「引き過ぎてしまう」ところがファンとして寂しくもあり、もっと前に出て良いんだよ!と思う点でもある。

ならば、だ。
深澤辰哉さんの意図していないところで、「Snow Manのあの人誰!?」とザワザワする未来が来れば良いのに、と思うところ。

どこのアイドルもそうだけど、キュートさが特徴のメンバーがクールな楽曲に入れられて大丈夫かな?と不安視してたら覚醒してビックリすることがままある。深澤さんにはその気がありそうだよな、となんとなく思う。
根拠はね、Tokyo Girls CollectionのステージでParty! Party! Party!を歌う深澤さんを見た時。
「この人楽曲で化けるな?」と確信してるんだからね、こっちは。

あと2つ目の根拠は、おまけとして後述するメイク1つでだいぶセクシーな印象に変わったところ。
飽きずに最後まで読んでよ…お願い…1万字超えてるのは気付いてる…。


さ!飽きないように映像見て貰いますよ!!

これの一曲目。
歌い出し2人目が深澤さん。
この「僕が欲しけりゃ見せなよ本気」を生で見た時、わ、この人どっかで化けるな?と思った。

Snow Man @ TOKYO GIRLS COLLECTION 2019 A/W | SPECIAL LIVE

この動画の二曲目も同じ曲。歌い出し2人目が深澤さん。
これは「1期生」しかいなかった時代のやつだけど、こっちの方が「わ、この人すごいかもな」って私が思ったポイントが分かりやすいかも。

Snow Man @ ジャニーズカウントダウン2018-2019 in 東京ドーム | 「VI Guys Snow Man」「Party! Party! Party!」



Snow Manって、ステージに立つと化けるタイプの9人詰め合わせなんですよね。
それがもっとギャップとして伝わったら沼な気がするから、バラエティでは「手が届きそうな人」「親しみやすい人たち」「楽しいお兄さんたち」でいる方が正解な気がするんですよ。
腫れ物に触る様に扱われてスカしても誰も得しないしSnow Manのガラじゃない。




MUSIC STATIONで深澤さんの無意識の魅力に、お茶の間が、Twitterがザワザワする日を超夢に見ながら、今日も私は深澤さんの魅力にキュンとすることにします。

これ系の楽曲、実は得意なんだろうな。ついでに「紹介ラップ」も載せときますね。
深澤さんが紹介されるのは8人目、最後から2番目です。

やっばいよ、深澤覚醒一歩手前だと思ってるんだけど。

Snow Man「紹介RAP ~We are Snow Man~」(Summer Paradise 2019 at TOKYO DOME CITY HALL)




最後に


長くなりました。ここまでお付き合いありがとうございました。

取っ掛かりを作ること、自分を売り込むことって非常に難しい。
ただ、深澤さんのことをきっと応援して、深澤さんがより世間一般に知らしめられるように願っているのは「それスノ」スタッフさんや製作陣の皆さんに他ならないと思う。

意地悪で深澤さんをイジっても誰にもなんのメリットもないのだから。

より良い落とし所や、何か深澤さんが覚醒するチャンスが舞い込んでくる気がしてならないし、Snow Manは与えられたチャンスをきっちりモノにして成果を出し続けたからこそデビューできたのだろうと思う。
デビュー決定してから、「死に物狂い」に全てに果敢にしがみ付いて結果を残そうとする姿勢を私は見てきた。

正直、もっとどうでも良いコーナーを組んだってファンは見るんだから視聴率は一定程度取れるだろう。
そんな中で、「メンバーの特徴を並べて先方に売り込む過程」を見せることが必須のコーナーを組んでくれたのは、これから「それスノ」が続く中で、広く一般視聴者にも9人のメンバーがどの様な人なのか楽しく見ながら自然と知れる為ではないかな?
それでいて絶妙に当たりが強いから押し付けがましくない、こういうコーナーを組んでくれたんだろう。


総じて「愛」なんだと思うな。
その落とし所や程度は、これから深澤さんやSnow Manメンバーのなりたいビジョンに近い様に、スタッフさんや周囲の大人とすり合わせて進めていく物なんだろう。最初から100点なんて出せないし、どんな仕事だってトライアンドエラーを繰り返しながらブラッシュアップしていく物だし、ジャニーズの舞台はそうやって初日から千秋楽のうちに見違えるほど変わっていったりする物じゃない?

深澤辰哉さんが願う未来が、この道の先にあるといいなと願う明け方。
6時間も考えながら書いてたら、やっと思考がまとまってきました。




おまけ 深澤さんのメイク話

深澤さん、最近メイク変わってマジで格好良くなりましたよね。
素人の見た目意見だからメイクさんに見られたら「ちげえわ」って言われそうですけど…

前のメイク
f:id:nabemin:20200614055834j:plain:w300

深澤さんのお顔の特徴って
・面長
・やや吊り目のクールな奥二重
・ふっくらした唇
あたりだと思うんですが、前はクールな奥二重をそのまま生かして薄めのメイクが多かったように思います。


最近のメイク
f:id:nabemin:20200614060214p:plain

これなんか特にananなのでセクシーさが前面に出てますが、面長さんで吊り目なのを、下瞼に締め色をシャドウを使って引くことで、目の重心を下げてるんですよね。そうすると余白が少なく感じるのと、締め色を引いた場所まで、「ここまで目がありますよ!」っていう風に見えるんですよ。

あとは
f:id:nabemin:20200614060501p:plain
これも同じような感じですが、下瞼に締め色を入れない代わりにツヤ感を足して、いわば似非「涙袋メイク」のようなことをしてる。
涙袋があると重心が下がって見えるので効果は同じですね。
あと元から切開ラインが綺麗に入ってる(羨ましい…)ので、これを生かして切れ長クールに魅せてる。たまらん。

それから、やっぱり深澤辰哉さんといえば!もっちりしたセクシーな唇!


肌が白いのでどんな色でも極論似合うんですが、ピンク系だと元気な印象かも。
f:id:nabemin:20200614061157j:plain


本来の唇の色に近い、ローズ系のリップだともっとセクシー。
f:id:nabemin:20200614061345j:plain
シャネルのルージュココフラッシュ212とか、そういう色。いわゆる「粘膜色」リップ。
ツヤっとしてても可愛らしいんだけど、元がモチっとしてるからこそマットな質感だとエロい〜!!
いやらしさのない上品さと、かといって男性的にカサカサしてない、まさしく「マット」な質感がたまらん。

最近はさ、ロレアルパリのルージュシグネイチャーとかロムアンド のティントみたいなセミマットな質感か、もしくはCHANELのルージュアリュールリクイドパウダーとかレブロンのキスクラウドリップみたいなパウダリーだけど軽いマットが多くてお姉さんニヤニヤしちゃうな〜!!!

んーメイク研究とかしたくなってきた。



待ってよ深夜1時から書き始めたのに6時半なのやばくない??1万1千字超えてるし!!
みんなふっかのこと好きになっちゃえば良いのに!!!